自宅で手軽に!専用メーカーで作る本格アイスコーヒーが絶品です

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食後や仕事の休憩時のお供としておなじみのコーヒー。特に今のような暑い夏は、よく冷えたアイスコーヒーが飲みたくなります。どうせなら美味しいコーヒーを淹れたいけれど、自宅で本格的なアイスコーヒーを淹れるのは蒸らし時間や水量の調整が大変。でも、インスタントじゃ物足りないし、水出しだと時間が掛かって飲みたい時に飲めない……。

それらの難点を一気に解決するのが、アイスコーヒー専用の「サーモス アイスコーヒーメーカー」。アイスコーヒーに最適な蒸らし時間などを自動で調整し、自宅で誰でも簡単に、本格的なアイスコーヒーを淹れることが出来るのだそう! その実力はいかに。使い勝手、そして味や香りの違いをレポートします。

■見た目は普通のコーヒーメーカーだが……

こちらが「サーモス アイスコーヒーメーカー」。付属品として、計量スプーンとペーパーフィルター(5枚)が付いてきます。取っ手の付いた部分がサーバーになっていて、抽出されたコーヒーはここに入ります。手触りはサーモスの水筒のような感じ。

本体のフタを開けるとドリッパーが。ドリッパーは取り外し可能です。

ドリッパーの右脇には小さなフタがあり、開けると給水タンクになっています。ここから水を入れます。

1度に3〜5杯分のアイスコーヒーを淹れることが可能。水量は本体脇にある目盛りで確認できます。例えば3杯淹れたい時は「3」の目盛りまで給水します。

市販のペーパーフィルターを使う時は、2〜4人用サイズ(サイズ102または1×2)を選びましょう。それよりも大きいペーパーフィルターでも使えないことはありませんが、ドリッパーからあきらかにはみ出してしまうので、かなり不格好。またメーカー想定外の使い方なので、故障の原因にもなりそうです。なるべく規格に合ったフィルターを使用しましょう。

▲サイズの大きいペーパーも無理をすれば使えるが、見た目が……

それでは、早速作っていきます。用意するのは、コーヒー粉と水、氷です。コーヒー粉はアイスコーヒー用の粉はもちろん、深煎りのコーヒー粉や粗挽き、中挽きのコーヒー粉もOK。細挽きはドリッパーからコーヒー粉が溢れたり、ペーパーフィルターが詰まったりする原因になるので使用できません。

ドリッパーにペーパーフィルターをセットしたら、コーヒー粉を入れます。付属の計量スプーンすり切り5杯で、グラス5杯分のアイスコーヒーが淹れられます。(ちなみに付属の計量スプーンすり切り1杯は7g)今回は5杯分のアイスコーヒーを淹れてみました。

コーヒー粉を入れたら、給水タンクに水を入れます。ちなみにお湯や牛乳など水以外のものは故障の原因になるので、必ず水を使いましょう。

「5」の目盛りのところまで水を注ぎます。水を入れた時、少し目盛りが見えづらいかも。

次にサーバーに氷を入れます。メーカーHPによると、この氷によってドリップされたコーヒーが急冷されるため、香りがよく、透明感のあるアイスコーヒーになるのだそう。サーバーは広口で、大きめの氷でも入れやすくなっています。

サーバーに入れる氷はかなりの量を使用します。目安としては一般的な大きさの製氷皿0.8枚分くらい。グラスに入れる氷が足りなくならないよう、事前に氷はたくさん用意しておくのがおすすめ。

サーバーのフタを閉じたら、ハンドルが正面に来るようにセット。差し込みプラグをコンセントに差し込み、スイッチをONします。

スイッチを入れるとボタンが緑色に点灯。あとは出来上がりを待つだけ! 機械側が自動で蒸らし時間を調整し、じっくりとコーヒーを抽出してくれます。出来上がり時間の目安はグラス3杯分で約5分、5杯分なら約7分。水温などによって変化するようです。

ドリップが完了するとブザーが鳴り、ランプが消えます。サーバーを取り出し、軽く左右に振ったらグラスへ。注ぎやすく、液だれしにくい設計も◎です。注いでいくと、香ばしい香りが……! 透明感のある美しいコーヒーです。

飲んでみると、深みとしっかりとしたコクがあり、香りも豊か。喫茶店で飲むアイスコーヒーのような味わいです。グラスに氷を入れてから飲むことを想定されているためか、ストレートで飲むと少し味が濃いように感じます。その分、氷が溶けても最後まで美味しくいただけます。

味もよく、氷とコーヒー粉さえ用意しておけば短時間で淹れることができるので、急な来客があった時も安心です。

▲牛乳を入れてカフェオレにしても、コーヒー豆本来の味をしっかりと感じる

さて、ここで気になってくるのが「他の淹れ方をしたアイスコーヒーと、どれくらい味や香りが違うのか」ということ。3種のアイスコーヒーで飲み比べてみました。

■飲み比べで味と香りを比較

アイスコーヒーメーカーで作ったコーヒー以外に用意したのは、水出しのアイスコーヒーとホットコーヒーを作って冷やしたもの。この3種類で飲み比べます。

左はアイスコーヒーメーカーで作ったもの、真ん中は粉コーヒーを水出ししたもの、右側はホットコーヒーを冷やしたものです。アイスコーヒーメーカーのものと水出しのものには同じコーヒー粉を使用、ホットコーヒーを冷やしたものは、ホットコーヒー用の粉を使っています。飲み比べた感想は以下の通り。ちなみに、同席していた男性編集者もほとんど同じ意見でした。

●ホットコーヒーを冷やしたもの
グラスに入れた氷にホットコーヒーを注いで作ったアイスコーヒーです。

<味の感想>
コーヒーの魅力である香りが飛んでしまい、旨みも減少した印象。ちょっと味も薄いように感じます。

<デメリット>
濁りが生じて、透明感がなくなってしまいました。氷があっという間に溶けてしまったので、初めから濃い目に抽出するなど、自分で調整する必要もあります。

●粉コーヒーを水出ししたもの
お茶パックなどの不織布に入れた粉コーヒーを、水に浸けて抽出したアイスコーヒーです。

<味の感想>
色味はアイスコーヒーメーカーで淹れたものと差はありません。スッキリした味わいでゴクゴク飲めます。良く言えば雑味がない、悪く言えば深みがない、といったところでしょうか。コーヒー本来のコクや深みのある味が好きな人には、少し物足りないかもしれません。

<デメリット>
水に浸けてから3~4時間以上待たないといけないので、すぐにアイスコーヒーが飲みたい方には不向きです。

サーモスアイスコーヒーメーカーで作ったものは、ひんやりとした口当たりの中に、コーヒー豆の香ばしさと深いコクをしっかりと感じます。冷やしたホットコーヒーや水出しと比べると、美味さは別格です。

さらに、サーモス アイスコーヒーカーには、もうひとつ嬉しいポイントが。サーバーが“二重構造”になっているため、長時間の保冷ができるのです! 水筒が主力のメーカーだけあり、その保冷効果は抜群。コーヒー完成から3時間ほどで完全に氷が溶けましたが、まだ冷たいままでした。時間を置いて飲む時にもピッタリです。

■水を入れすぎるとコーヒーが溢れてしまうことも

アイスコーヒーメーカー使用時に注意したいのが、「水を5の目盛りよりも多く入れないこと」です。欲張って多く入れると、サーバーから出来上がったコーヒーがこぼれてしまう可能性が……。サーバーのフタの上や本体がコーヒーで汚れてしまいます。

本体の後ろ側には小さな穴があるので、もし水を入れすぎてしまったらスタートする前に水を捨てましょう。

本体は2キロほどなので重たくはありませんが「本体を持ち上げて、流しまで移動して、水を捨てる」という作業は少し面倒くさいかも…。

ちなみにお手入れの仕方は部品ごとに異なります。本体部分の外側は布できれいに拭き取ればOK。ドリッパーとサーバーのフタと内側は洗剤を使ってスポンジで洗うことができます。

少し手が掛かるのが本体“内部”のお手入れ。メーカー推奨のお手入れは、クエン酸入りの水を使う方法です。先ほどアイスコーヒーを淹れた際の要領でコーヒー粉を入れない状態でドリップし、終わったらサーバー内のクエン酸入りの水を捨てます。本体の熱が取れたら次は水だけでドリップし、クエン酸のにおいを取ります。面倒ですが、本体内部は湯垢が付着することがあるので、定期的にお手入れしたいところです。

手軽さの面では水出しやインスタントが優位ですが、ワンランク上のコーヒーを楽しみたいなら、こういった専用のメーカーを使うのが、やっぱりおすすめ。価格は購入先によって異なりますが、概ね7000円前後とお手頃です。毎日のコーヒーが至福の1杯になること間違いなしですよ!

>> サーモス

 

 

(取材・文/浅野 智恵美)


あさのちえみ/ライター

ウェブ制作会社にて、ディレクター及びライターを経験後、フリーランスに。コンテンツ企画を得意としています。趣味はフェス・ライブ参戦とヘアカラー。知らない道を歩くのが大好きです。

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