選び方や必要なものは?通勤自転車の超基本

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最近は、街で本格的な自転車に乗っている人をよく見かけるようになり、カッコイイ自転車スタイルがメジャーになってきました。自宅から会社まで自転車で通う「ツーキニスト」も増えているようです。

また、この6月には、自転車の活用を推進する「自転車活用推進法」も施行。ざっくり言うと、国をあげてもっと自転車を活用しましょう! という法律で、自転車通勤の流れもますます加速しそう。

そこで、これから自転車通勤を始めたい人のために、その基本を自転車専門店に聞いてきました。

今回、話を伺ったのは、全国に35店舗展開するスポーツサイクル専門店“ワイズロード東大和店”副店長の池田英司さん。ツール・ド・フランスを見てロードレーサーにハマったという、スポーツサイクル愛用歴13年の自転車のプロに、自転車通勤を始めるにあたって、選ぶべき自転車や選び方、必要なアイテムなどを教えてもらいました。

▲ワイズロード東大和店の池田さん

通勤に適した自転車とはどのようなものでしょうか?

「ある程度の距離を走ることを想定すると、スポーツバイクがよいでしょう。スポーツバイクは、人間が出した力がそのまま推進力に変わるので漕ぎやすく、ギアの数が多いので、道や距離によって細かく対応できます。スポーツバイクの中でも、初心者におすすめなのがクロスバイク。ハンドルが一直線なのが一目で分かる特徴です」

クロスバイクは4万円くらいからあるので、入門機ならまずはこの価格帯でOK。

▼池田さんのおすすめ自転車「その1」

クロスバイク/ANTARES

価格:3万9800円(税別)

「ワイズロードオリジナルブランド“ANT★RES”のクロスバイクです。価格もリーズナブルで、入門としては最適の一台です。もちろん通勤にもおすすめ。11,7kgという超軽量のアルミ製のフレームと、前輪が3速、後輪が7速の21速のギア変速という高機能が自慢です」

▲自分に合ったサイズはフレームでチェック。またがったときに、トップチューブが股下2~3㎝に来るサイズがベスト

▲大きくギアを変えたいときは前輪の3速で、細かくギアをチェンジしたいときは後輪の7速で調整

▼池田さんのおすすめ自転車その2

クロスバイク/RAIL700

価格:4万5000円(税別)

「スポーツバイクは、本体以外のものはオプションになることが多いのですが、こちらはスタンドとペダルの他、ライトとベルも付属したモデル。お得感があると思います。サドルのクッション性も高く、乗りやすさと安定性を備えた一台です」

池田さんによると、クロスバイクからスタートして、もう少しスピードを出したり、長距離を走ったりしたいという人はロードバイクがおすすめとのこと。

▼ロードバイク/cannondale

11万5000円(税別)

「ロードバイクの特徴は、スピードが出しやすく、長距離を走れることです。自転車メーカー“キャノンデール”のロードバイクは、レースでも使えるほどライディングパフォーマンスが高いモデル。スポーツバイクにハマると、クロスバイクからロードバイクへ移行していく人も多いんですよ」

「スポーツバイクの場合、シティサイクル(ママチャリなど)とは異なり、本体以外はオプションになるのが普通なので、別途購入する必要があります。自転車の価格プラス2~3万円を予算として考えておきましょう」

絶対に必要なものは以下の5つ。
・ライト
・鍵
・ベル
・ヘルメット
・空気入れ

それでは、ひとつずつ見ていきましょう。

■「ライト」

▲右:電池式ライト/2030円(税別)、左:充電式ライト/3825円(税別)

「ライトは充電式と電池式の2種類があります。充電式は明るく広範囲を照らすことができますが、点灯時間が短く高価。電池式はあまり明るくなく、照らせる範囲も狭いですが、比較的安価で点灯時間も長めです」

▲右:電池式テールライト/1350円(税別)、左:充電式テールライト/3315円(税別)

また、通勤で使うなら帰宅時は夜道を走ることに。後ろにも反射板ではなく、きちんと光るライトがあるとベター。

■「鍵」

形状も大きさもさまざまなものがあります。

▲右上から時計回りに、6720円、880円、1340円、2100円(以上全て税別)

「駐輪時間や場所によってベストなものは違いますが、通勤では長時間同じ場所に置くことになるので頑丈なものを選んだ方がいいでしょう。鍵を持ちながら自転車に乗りたくないという人は、自転車に直接取り付けるタイプもあります」

■「ベル」

▲右上から時計回りに、真鍮製ベル380円、チタン製ベル3700円、工具不要で取り付け可能なベル680円、コンパス付きベル580円、木製ベル800円(以上全て税別)

「ベルの装備は法律で義務づけられているので、必ず付けてくださいね。ハンドルの太さが限られているものもあるので、ハンドルのサイズも確認して購入してください」

■「ヘルメット」

▲右:9800円(税別)、左:8265円(税別)

「安全対策としてヘルメットは必須です! 見た目の好みとフィット感で選びましょう」
レースで使うような流線形デザインのものが多いですが、最近は写真左のようなカジュアルなタイプも増えています。

■「空気入れ」

▲スポーツバイク用空気入れ/価格:3800円(税別)

「スポーツバイクはシティサイクルよりもこまめなメンテナンスが必要です。タイヤの性能や寿命をのばすには、空気圧を保って走ることが大切なので、週に一回は空気を入れるようにしてください」

▲この空気圧メーターがないと空気圧の管理ができません。必ず空気圧メーター付きの空気入れを購入しましょう

絶対に必要、というわけではないけれど、あるとよいものは以下の2つ。予算に余裕があればぜひ揃えておきましょう。

■「グローブ」

▲右:3800円(税別)、左:4500円(税別)

「手を怪我すると日常生活や仕事にも支障が出ます、転んだときに手を守り、手にかかる重力を和らげてくれるグローブがあると安心ですね」

▲手のひらには弾力性のあるパッドが。初心者は厚めの方がヨシ

■「レーサーパンツ」

▲レーサーパンツ/価格:4950円(税別)

「最初から上下ばっちりサイクルウェアを揃える必要はありませんが、予算が許すならレーサーパンツだけでもほしいところ。お尻の部分にパッドが入っているので痛くならないうえ、股の中心部分に縫い目がないので股の擦れがありません。スポーツバイクのサドルは細くて硬いので、機能性の高いパンツを履いて走ると快適です」

▲お尻を守るパッドと股ズレを防ぐシームレスに注目

自転車通勤は、満員電車のストレスがなく、運動になります。朝から運動することで頭がすっきりして仕事がはかどるうえ、交通機関の遅延や渋滞で遅れたりすることもありません。初期費用だけは少しかかるけど、あとはいいことづくし。興味を持たれた方は、ぜひ挑戦してみてください!

<取材協力>
ワイズロード東大和店
東京都東大和市芋窪5丁目1137の1
Tel:042-516-9455
営業時間:月~金12:00?20:00、土日祝11:00?20:00
定休日:水曜日(祝日除く)

 

(取材・文/坂田圭永)

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