ほったらかし投資ブーム到来!――AIに任せっぱなしで儲かるのか?

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ヤフーグループが開発したファンド「ワイジャムプラス」。ヤフーで検索される言葉を解析し、株価上昇が期待できる銘柄や最適な投資時期を導き出す

 今や投資は機械任せなのか?

 投資配分の決定から売買までを一任できるシステムや、目標金額や期間、許容リスクなどを入力すると運用計画が自動ででき上がるなど、AI(人工知能)を駆使した投資システムが各社から相次いでリリースされている。

 まさに、究極の「放ったらかし投資術」とも言えるが、本当に虎の子を託しても大丈夫なのか? システムトレードに精通するフェアトレード代表の西村剛氏は懐疑的だ。

「AI投資は、過去の金融商品、主にETFの相場データを基にリスクとリターンを算出し、これをユーザーの要望に沿うよう組み合わせて運用する。本来、投資家本人がやることを代わりにやってくれ、少額から始められる上に手数料が安いので、投資の入門編としてはいいかもしれません。ただ、どこの会社のAIもわずか5~6つの質問に答えるだけで、最適な資産配分ができると謳うが、言い換えれば、予め決まった型に嵌めて運用するということ。必ずしもユーザーに最適なポートフォリオというわけではないのです」

 ビギナーや面倒臭がりの人には向いているが、なかには、「絶対収益」を目指すAI投資もあるという。

「実は、アクティブに運用するのではなく、リスクを抑えてマイナスにならないことを目指している。リターンが小さくても収益には違いないですから。そもそも、どのAIも投資対象がETFや投信なので、何倍にもなることはない。ただ、ヤフーのAIだけは、他社のように相場データではなく、検索ワードなどのビッグデータを利用しているので異質です。勝率もほかの多くのAIとは違ってくるのでは」

 各社のサービスを見比べて、利用してもいいだろう。

<取材・文/HBO取材班>

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