Apple Pencilに比べて書き味は? ソニーの新デジタルペーパー「DPT-RP1」実機インプレ

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プレスデーとの案内を見て、事前申し込みのうえ会場に向かったのですが、絶賛設営中のブースが多くありました。そんな中、設営がほぼ完了していて、スタッフが残っていたのがソニーブース。早速、新製品を説明してもらいました。

展示されていたのは、ソニーが6月5日に発売するデジタルペーパー「DPT-RP1」です。現行機種「DPT−S1」の後継にあたるモデルで、16階調グレースケールの13.3型高解像度(1650×2200ドット)ディスプレイを備え、最大で3週間使用できます。349gの重量は、大きさの割に軽く感じます。

基本的な機能は「DPT−S1」に準拠し、PDFファイルの閲覧、PDFファイルへの書き込み、手書きメモなどが行えます。iPadなどのタブレット端末でも同様のことはできますが、文字の読みやすさ、スタイラスペンの書き味、ディスプレが発熱しないことによるメモなどの操作時の不快感が少ないことなどが電子ペーパーならではの利点としています。

ファイル管理はPC(Mac, Windows)のアプリにておこないます。USBケーブルやWi-Fi、Bluetoothなどで端末と相互に文書の転送が行えるほか、クラウドやファイルサーバーを介してPCのフォルダと同期もできます。Wi-Fiは、802.11a/b/g/n/ac MIMO、2.4GHz帯、5GHz帯に対応します。

また、Windows 10とmacOSでは「PDFをデジタルペーパーに印刷」のコマンドを使って、同端末にファイルを転送することができます。今までわざわざ印刷していたようなメールやメモ、Wordなどの文章などをデジタルペーパーに「印刷」することで、ペーパーレスに貢献できるとしています。

文字の書き込みや注釈作業も、必要なところを拡大して書き込めます。スタイラスペンだとどうしても細かい文字に限度がありますが、拡大して記述することで、相対的に細かい文字を書き込めます。

拡大してもジャギーのない綺麗な文字で読み書きできます。

Apple Pencilに比べて紙に近い書き味

短時間でしたが、実際に触ってみた感じは良好でした。Apple Pencilでの書き味も良い感じではありますが、液晶の上にガラスパネルがあるためにペン先と描画位置の視差ズレが気になります。「DPT−RP1」では、例えるならアンチグレアのフィルムのようなシートがあるだけなので視差ズレが少ないことと、パネルとペン先の材質(フェルト素材と樹脂素材より選べる)、描画遅延の少なさなどから、より自然に記述できました。また、その素材により本体の薄さ、軽さにも繋がっているのだろうと推察されます。

価格はオープンですが、実売価格としては9万円前後と予想されています。PDF閲覧と手書きメモ端末としては、個人で買うには高価に感じますが、使い勝手や読みやすさなどそれぞれの機能は使ってみたい!と思わせるものでした。普及が進んで価格がこなれることを期待したい製品でした。

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