デマに注意! Googleはあなたの検索履歴を見やしません

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信じてしまうのは、ありそうに思えることだから。

完璧なデマには、2つの重要な要素があります。ひとつは心底怒らせるもの、もうひとつはいかにも本当らしくみえるものです。「ドナルド・トランプ氏がすべての犬はオスだと宣言した」と言われてもどうってことありませんが、「ドナルド・トランプ氏がスティーブン・シーガルを国防長官に任命した」なんて類いのデマがそうです。

Googleが求人管理サービスGoogle Hireのテストページを公開しました。雇用主が求人情報を投稿したり応募者の情報を管理したりできるこの新サービスは、ただちにまことしやかで悪質なデマ攻撃の対象となってしまいました。

ロシアのRTオーストラリアのニュースサイト、英国のDaily MailSunなどのいくつかのメディアは、Google Hireでユーザーの検索履歴を見ることができるようになる、とほのめかす記事を掲載しました。これらのメディアは、ユーザーがGoogleの個人アカウントでサインインし、検索履歴YouTubeの閲覧に関する情報にアクセスできると主張しています。例えば RTは、「このニュースは、雇用者があなたの検索履歴とYouTubeの閲覧情報にアクセスできるようになる、という恐怖を駆り立てた」と報じ、Daily Mailは特定の情報源を伏せたまま、「いくつかの報道が、採用担当者は検索履歴全体にアクセスできるとほのめかしている」と伝えています。

これはまったくののようです。 Googleの広報担当者は、「候補者が自発的に提供する情報だけが、オンライン申請の一部として未来の雇用主に渡されるでしょう」と米Gizmodoに述べました。また、潜在的な雇用者がユーザーの検索履歴を誤って見ることができるかどうか、との具体的な質問に対しても、広報担当者は明言しました。「Googleは検索や閲覧履歴などの個人情報共有しません。応募者がGoogle Hireに入力した情報(姓、名、メールアドレス、履歴書、カバーレターなど)は共有されます」

しかし、このニュースを拡散した読者を全面的に非難することはできません。数週間前に議会がブロードバンドのプライバシーに関する規則の廃止に合意したとき、オンラインの世界で情報を守るにあたって私たちがいかに無力か、つくづく思い知らされました。そしてGoogleは、FacebookやTwitter、そしてどのプロバイダを使っているか、おそらくあなたに関する多くの情報を握っています。

このような懸念を思えば、インターネットのプライバシーに関する恐ろしいホラーストーリーが嵐を巻き起こしても驚くにはおよびません。消費者がこれらの問題を心配していることを企業に知らせる必要はありますが、こんなデマ記事はだれの役にも立ちません。もう気にしないようにしましょうね。

Googleがフェイクニュースの拡散を防ぐため、ファクトチェック機能を検索にも導入

image: Google Hire
source: RT, news.com.au,Daily Mail, The Sun
reference: Google 1, 2

Libby Watson – Gizmodo US[原文
(Glycine)

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