認可はたった2件だけ!誰もが知ってる青白黒のアレが「色彩商標」に

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少し前に話題になった「色だけの商標」。正確には「色彩のみからなる商標」が正式名称だそうですが、名前からなんとなく商品や企業のイメージカラーを想像しますよね。じつはこの色彩商標の取得、予想よりもずっとハードルが高いのです。

まず「商標」とは、ご存知の通り自社商品やサービスを他社のものと区別するのに使用するマークのこと。従来は文字や図形などの表現が対象となっていましたが、平成26年5月の商標法改正により対象が拡充され、「新しいタイプの商標」と呼ばれるモノが新たに登録できるようになりました。

登録の対象となったものにはサウンドロゴやジングルのような「音商標」、文字や図形の動きを対象とする「動き商標」などがあり、「色彩のみからなる商標」もそのひとつ。

とはいえ、色だけを見てすぐさまどの商品かわかる、というのはなかなか難しいもので、特許庁でも「原則として、自他商品・役務の識別力を有しない」つまり商標としての認可は原則認められないとされていました。事実、他の「新しいタイプの商標」にはすでに多くの登録が認められたのに対し「色彩のみからなる商標」は法改正から2年を経過しても登録される商標はありませんでした。

しかしこの春ついに「色彩のみからなる商標」登録が認められた商品が誕生しました。そのひとつが、トンボ鉛筆「MONO消しゴム」の青白黒の3色柄です。

紙スリーブにこの3つの色を配した「MONO消しゴム」が誕生したのは1969年のこと。現在消しゴムだけで10品種18種、消しゴム市場で約5割のシェアを誇るトップランナーです。確かにこの3色の三分割ストライプなら、たとえサイズや形状が変わっても、一目見ただけであの抜群の消し心地ともに「MONO」の名前が頭に浮かびますよね。

長年にわたって変わることなく使用されてきた実績と高いブランド認知を認めて、特別に商標として認定されたというわけ。しばらく消しゴムなんて学生時代以来握ってないな〜、というあなたも、信頼のロングセラー品質を誇る青白黒に敬意を表して、久しぶりに手に取ってみる?

>> 株式会社トンボ鉛筆 MONO

 

(文/&GP編集部)

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