Appleが次期iOSで32ビットアプリのサポートを終了か?過去の名作アプリが使えなくなる可能性

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By Wolf Gang

iPhoneやiPad向けのオペレーションシステムであるiOSで64ビットアプリへの移行を少しずつ進めてきたAppleですが、2017年秋にはさらに大胆な変更が行われるとApple関連のニュースを取り扱う9to5Macが報じています。

Apple will reportedly drop 32-bit app support entirely with iOS 11 this fall | 9to5Mac
https://9to5mac.com/2017/04/09/32-bit-apps-ios/

2013年9月にAppleがリリースしたiPhone 5sは、指紋認証センサー「Touch ID」を初めて搭載した端末として話題になりましたが、スマートフォンとしては初の64ビットアーキテクチャ採用チップを搭載した端末でもありました。それまでのアプリは全て32ビットアプリだったわけですが、iPhone 5sの登場以降、Appleは開発者に64ビットアプリの開発も求めるようになります。

そして、2015年2月以降は64ビットアプリのサポートが必須となりました。

iOS向けアプリは2015年2月から64ビット版サポート・iOS 8 SDKの使用が必須に – GIGAZINE

iOS 10.2.1では32ビットアプリに「Appの開発元は、互換性の向上のためにこのAppをアップデートする必要があります。」とポップアップ通知を表示するようになります。さらに、iOS 10.3からはポップアップ通知が「このアプリは将来のiOSバージョンでは動かない可能性があります。Appの開発元は、互換性の向上のためにこのAppをアップデートする必要があります。」に変更され、明確に「将来のiOSバージョンでは動かない可能性があります」と記されるようになります。

そんな中、著名な開発者のひとりであるスティーブン・トロートン・スミス氏が、「Appleは32ビットアプリのサポートをiOS 11で終了する予定だ」とツイートして話題となっています。もしもAppleが32ビットアプリのサポートを終了したとすると、これまで問題なく使用できたアプリの多くが機能しなくなる可能性があります。

現時点でスミス氏が語る情報の真偽は不明ですが、スミス氏はAppleの今後の動向を「非常に明確に」聞いているとしています。そもそも、これまでのAppleの動向を追っていれば「Appleが32ビットアプリのサポートを終了する」という話題にそれほど大きな驚きはない、と9to5Macは指摘しています。

さらに、スミス氏は「将来のAシリーズチップで32ビットアプリがサポートされなくなるなら、その分のパフォーマンスやダイスペースが解放されるのだろうか?」とツイートしています。

なお、32ビットアプリのサポートが終了しても一般ユーザーに大きな影響が出ることはありません。しかし、開発者はサポートが終了する前に32ビットアプリを64ビットアプリ対応のものに更新する必要があり、更新が行われなければアプリが使用できなくなってしまう可能性が高いです。

32ビットアプリのサポート終了は、AppleがApp Store上から「問題が多く残されたまま放置されているアプリ」を取り除くためのアクションであると見られており、Appleは同様の目標のもとでこれまでに5万個以上のアプリを削除しています。

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