てるみくらぶだけじゃない!「コンプライアンス違反」で倒産した企業数の実態は?

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‘15年に不正会計が問題になった東芝や、財務内容を隠蔽したまま破産直前まで営業を続けたてるみくらぶなど、企業のコンプライアンス(法令遵守)を問う声が近年、高まってきている。

photo by はむぱん

 では、業法・法令違反や脱税、粉飾決算など「コンプライアンス違反」が一因となった企業の倒産数はどう推移しているのか。

 調査・リサーチ会社の東京商工リサーチは4月7日、「2016年度 『コンプライアンス違反』倒産動向」についてまとめた調査結果を発表した。

コンプライアンス違反の倒産件数は減少

 調査によると、2016年度にコンプライアンス違反が一因で倒産した企業は前年の191件から6.8%減の178件だった。これは2014年度から2年連続で前年度を下回っていた。

 コンプライアンス違反で倒産したこの178件だが、違反内容別で見ると、建設業法や医師法などの業法違反、金融商品取引法や特定商取引法などの法令違反、行政処分、代表者の逮捕などを含む「その他」が79件で最多だった。次いで、脱税や滞納などの「税金関連」が64件。この2つの要因がともに増加傾向にあり、全体の8割を占めていた。

 国税庁が公表した「2015年度租税滞納状況」によれば、税金の滞納残高(国税が納期限までに納付されず督促状が発付された金額)自体は1999年度以降、17年連続で減少している。

 しかし、2015年度の新規発生滞納額は前年度より16.1%も増加し、税目では消費税の割合が高くなっている。今後も脱税や滞納など「税金」関連のコンプライアンス違反の動向には注意が必要だ。

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