Roborace 初のデモレースはクラッシュで終了。AI 自動運転で185km/hを記録も本番レースには課題

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アルゼンチンで開催されたフォーミュラE第3戦、ブエノスアイレスePrixにおいて、完全自動運転EVによるレース「Roborace」のデモ走行が行われました。フォーミュラEイベント内でのデモレースは初の試みでしたが、貴重なテストカーの1台がコンクリートウォールにヒット、クラッシュしてしまい、走行はその時点で終了しました。

ブエノスアイレスePrixのコースに持ち込まれたのは、DevBotと命名された2台のRoborace開発車両。どちらも耐久レース向けのプロトタイプカーをEV化し、自動運転機能を備えたマシンで、開発車両ゆえにカウルなどはすべてとっぱらった状態となっています。

DevBotは2015年の8月には英国ドニントンサーキットでデモ走行を披露していたものの、本番レースの舞台となる公道コースを使ったデモレースは今回が初のことでした。それでも2台のDevBotは約185km/hというなかなかの速度で互いに距離を保ってコースを周回し、それなりに「レースに見える」走行を展開。しかし、コーナリングであまりに強引になりすぎてしまった1台がクラッシュ。その場でデモ走行は終了と相成りました。

事故後、Roborace主催者は「誰ひとりとして危険な目に遭わなかった」と自動運転レースの安全性をアピール。「そうじゃないだろ」というツッコミはぐっとこらえるにしても、人間のドライバーなら直感的に処理する”レースの駆け引き”という点は、やはりAIの自動運転にはまだまだ難しいと言えそうです。

もちろん、今回のデモ走行は本番マシン用のテストを兼ねたものでもあり、今後開発すべきポイントを顕在化させたという意味ではむしろクラッシュしてよかったとも考えられます。10台以上が同時にスタートすることになるであろう本番レースの開催までには、マシンが判断ミスをおかさず高度な走行を見せるまでにしなければなりません。それでもたぶんクラッシュは発生するでしょうが、超高速パレードみたいになるぐらいなら、多少は荒削りな方が面白くはなりそうです。

ちなみに、クラッシュ発生後の一時走行中断の際、1匹の犬がホームストレート上のDevbotの前に乱入するというハプニングもありました。このとき、最終コーナー付近でオフィシャルがイエローフラッグを出しているのですが、そもそもドライバーがいないのに、誰に向かって旗を振っていたのかが気になって仕方ありません。

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