一歩進んだ没入感を味わえるVR/MR機器の新鋭モデル6選+α【2017傑作品 GP AWARD】

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VR機器の進化がスピードアップしている。スマホ装着型の簡易ゴーグルの質的向上はもちろん、ハイエンドモデル用には、視覚や聴覚に加えて臭覚や触覚に訴えるデバイスも開発。よりVR空間に没入できる環境が整いつつある!

<スマホ装着系>

■付属のコントローラーが快適な鑑賞をサポート

Galaxy
「Galaxy 新Gear VR with Controller」
(実勢価格:1万7000円前後)

同社のスマホ、Galaxyシリーズ用のVRゴーグル。Oculus 社と共同開発され、頭と映像の動きが完全にリンクした、没入感の高いVR 体験が可能だ。タッチパッドなどを備えたコントローラーが同梱。トリガーを引いたり、VR空間上の物をつかんだりできる。W207.1×98.6×120.7mm/約345g(本体)。

 

■本体の両サイドにヘッドホンを標準装備

サンワサプライ
「400-MEDIVR3N」(3980円)

4~6インチのスマホに対応。YouTubeなどのアプリで全天球や3D映像対応動画を楽しめる。搭載するヘッドホンは、音声ケーブルをスマホの3.5㎜ステレオミニプラグに挿すだけで使える。動画の再生・停止、ボリュームボタンを備えている。
約W202×H153×D317 ~ 355mm/約278g。

 

■スマホをセットしやすいスライド式構造

エレコム
「VRグラス スタンダード P-VRGR01BK」(実勢価格:2210円前後)

4~6インチのスマホに対応。VRコンテンツを再生したら、本体前面にスマホをスライドさせながら装着する。目幅調節できて見やすい。目の周りが広がった幅広設計で、メガネを着用したままでも装着しやすい。オープン設計のため、ARコンテンツにも対応。
約W178×H95×D140mm/約240g。

 

■買ったらすぐにVRを満喫できる

InfoLens Inc
「DMM VR動画スターターセット」(3218円)

4.7~6インチのスマホに対応。本体前面にゴムバンドでスマホをセットし、焦点距離や瞳孔間距離を調整する。ゴーグル本体に加えてDMMで使える1000円相当の動画ポイントが付き、購入後すぐにVR体験が可能だ。最大W159×H78mm/238g。12月中旬発売。全国のドン・キホーテで販売。

 

<Windows系>

■現実世界にデジタルの仮想世界をプラスする

Acer
「WMRヘッドセット AH101」
(5万9000円前後)

現実世界の上にデジタルの仮想世界を表示させるMRが楽しめる、Windows MR対応のヘッドセット。トラッキングカメラ内蔵で自由度の高い体験が可能だ。付属のモーションコントローラーで仮想世界内で、つかむなどの操作ができる。

 

■現実とデジタルの融合で全く新しい世界を実現!

マイクロソフト
「HoloLens」(33万3800円~)

MR開発者や法人向けの製品。壁やテーブルなどのリアルな物体の上に、プロジェクションマッピングのように、多彩な3D映像を表示し、リアルとデジタルを融合した「複合現実」を実現。空間上でさまざまな操作が可能だ。

 

<周辺機器>

■HTC VIVE用のオーディオ拡張システム

HTC
「VIVE デラックス オーディオストラップ」(1万2500円)

HTC Viveのゴーグル部にピッタリとセットできるヘッドホン。ダイヤルを回して締めるだけでゴーグルを簡単に装着できるようにする。さらに搭載ヘッドホンで豊かなサウンド環境を構築し、より質の高いVR体験が楽しめる。

 

■PC接続型VRをケーブルレス化する

TPCAST
「TPCAST」(価格未定)

HTC Viveを無線化するワイヤレスアダプター。ゴーグルから垂れ下がるケーブルから解放され、より快適なVR体験を実現する。PC側の送信機と、ヘッドマウントに取り付ける受信機や電源ユニットの構成。発売は2018 年2月。

 

■シャツを着るだけで全身でVRに没入できる

Xenoma
「e-skin Developer’s Kit」(価格未定)

上半身の動きをトラッキングするシャツ型デバイス。VRの格闘ゲームなどのコントローラーとして、ジョギングやヨガの運動フォームをモニタリングするのにも使える。センサーや配線は伸縮性があり、一般的なシャツと同様の着心地。

 

■あらゆるモノの動きをVR空間に再現する

HTC
「VIVE トラッカー」(1万2500円)

同社のVRシステム「HTC Vive」用のトラッカー。本機内にモーションセンサーとカメラが内蔵され、物体の位置や動きなどを正確に認識できる。例えばテニスのラケットなどに取り付ければ、VR空間上でその動きを再現可能だ。

 

■砂漠や泥沼を歩いているような感覚を再現する

Cerevo
「Taclim」(価格未定)

手足の動きをVR 空間に再現するモーションセンサー。さらに手足にVR空間内の地面の感触や手の感触をユーザーにフィードバックする。例えば、砂漠や草原の上を歩いたり、手で触れたりする感覚をリアルに味わえる。

 

■硝煙や女の子のニオイも再現できる!?

VAQSO
「VAQSO VR」(価格未定)

多彩なVRシステムに対応する、開発中の臭覚デバイス。ゴーグル下部にセットすれば、VRの映像シーンとシンクロした香りを楽しめる。例えばアクションゲームでは硝煙の匂いが出て、より没入感を高める仕組みだ。

 

■車椅子レースをリアルに追体験

ワン・トゥー・テン
「CYBER WHEEL」(価格未定)

パラスポーツの車椅子マラソンやレースを楽しく体験できる車椅子型VRレーサー。車体に乗ってVRを装着し、前傾姿勢で前輪に付いたハンドリムを回すことで、VR内の画面が進み、選手のスピードを体感できる。

 

【識者の目_Mogura VR・久保田 瞬(すんくぼ)さん】
2017年は “改良の年” としてお手頃なモデルが急速に増加!

「VR元年」と呼ばれた昨年は、プレイステーションVRなどのさまざまなデバイスが登場した。それから1年が経った今年は、ズバリ! 「改良の年」。VRがより手軽なものへと進化したのだ。

顕著なのは値下げだ。PC向けのOculus Riftは10万円以上したコントローラーとのセットを、夏から5万円で販売。同じくPC向けのHTC Viveも2万円の値下げを行って8万円超となっている。

また、VRを体験する際の煩わしさが、徐々に減りつつある。HTC Viveはヘッドホン一体型のオーディオストラップを発売し、装着感を劇的に向上させた。また、マイクロソフトが展開し、エイサーやHPなどのPCメーカー各社が発売したPC向けのMixed Realityヘッドセット(MRヘッドセット)は、外部のセンサーが不要で、PCにケーブルを挿すだけでハイエンドなVR体験を可能としている。

来年は、普及をさらに加速するような安価で高性能で使いやすい一体型VRヘッドセットが複数登場しそう。Oculusは199ドルのOculus Goを早期に市場投入する。今後さらにハードルが下がっていくVR。コンテンツも充実が予想され、引き続き注目していきたい。

●久保田 瞬(すんくぼ)さん
中央省庁、ベンチャー企業の勤務を経て、VR/AR/MR 専門メディア「Mogura VR」(www.moguravr.com)の編集長に就く。元ネトゲ廃人

本記事の内容はGoodsPress1月号26-27ページに掲載されています

(文/河原塚 英信 写真/松山勇樹)

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