最高速度はなんと45km/h!? 東京・丸の内の公道を走る自動運転バスに乗ってきた!

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12月22日に、東京・丸の内のメインストリートで、自動運転バスの試乗会が開催されました。

ソフトバンクと三菱地所が共同で開催したもので、ソフトバンクグループのSBドライブが所有する「NAVYA ARMA(ナビヤ アルマ)」という車両を使用。フランスのNavya社が開発・設計した自動運転専用の電気自動車で、車内に運転席はなく、バッテリーとモーターで自律走行する仕組みになっています。

▲全長4.75m、全幅2.11m、全高2.65mm。ドアは自動開閉する

▲車内のドアの近くには、乗客が操作できるボタンも設置

NAVYA ARMAの車内には11の座席があり、15名まで乗車可能。GPSなどで自車位置を測定し、車両の前後に取り付けられた「LiDAR(ライダー)センサー」で障害物などを検知する仕組みです。

▲車両の前後にLiDARセンサーを搭載し、障害物などを検知

▲車内の様子。この写真では、やや見えづらいのだが、説明員の後方にモニターがあり、走行位置が表示されていた

▲前後どちらにも大きな窓。今回の試乗は、直線ルートを往復したが、カーブを曲がることもできるらしい

試乗会は、丸の内仲通りの一部区間を交通規制し、一般車両は進入できない環境で実施。関係者や報道陣は片道約40mの往復を、事前に応募した一般の方は片道約100mの往復を、最高時速約5kmで走行しました。

▲丸の内仲通りに交通規制をかけてフィールド実験を実施。NAVYA ARMAの設計上の最高速度は45km/hで、最長13時間の走行が可能

筆者も試乗させていただきましたが、低速ということもあり、テーマパーク内のカートに乗っているかのような気分でした。スムーズな乗り心地で、センサーが横断歩道を検知し一時停止、通行人がいないことを確認して運転を再開するといったデモンストレーションも体験できました。

▲横断歩道の手前では自動停止した

このNAVYA ARMAはこれまでに60台が生産され、世界で10万人以上が試乗しているそうです。日本ではSBドライブが2台所有し、今年の7月には東京のプリンス芝公園でも試乗会が実施されましたが、東京23区内の公道を自動運転車両が走行するのは今回が初の試み。商用化は未定ですが、丸の内エリアにおける「持続可能な将来の都市交通構築」として、実際の導入も検討されているようです。

▲記念セレモニーには、三菱地所 執行役常務の湯浅哲生氏(左から2人目)、ソフトバンク 代表取締役副社長 兼 COOの今井康介氏(中央)らが登壇

近い将来、バスに乗ったら運転手がいなかった! なんてことが当たり前になるかもしれせんね。

 

(取材・文/村元正剛

むらもとまさかた/ITライター

iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。

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