「Chromeより速く、省メモリ」Firefox Quantumは11月14日公開

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Mozillaは、従来比2倍のパフォーマンス向上をうたうFirefox Quantum世代のウェブブラウザー「Firefox 57」を11月14日に公開します。

Firefox Quantumは、Mozillaが「量子的飛躍を遂げた」と胸を張るFirefox OSの最新バージョンです。Speedometer 2.0ベンチマークにおいて、半年前のFirefoxと比較して処理性能が2倍に。また、メモリ効率ではグーグルChromeとの比較で30%も上回っているといいます。

「Quantumがなぜ速いのか。それは、新たなマルチプロセスアーキテクチャを導入したからです。Chromeと比較すると、同じ数のウェブページのロードでも処理が少なくて済みます。また、メモリ消費も少なく、多くのメモリを占有し、パフォーマンスに悪影響を与えるといった他ブラウザの実例も回避できます」とジェフ・グリフィス氏(コアブラウザー担当ディレクター)は語ります。

さらに、タブを大量に開く際の挙動も改善。1691個もの膨大なタブを一斉に開く実験では、従来バージョンでは8分近くを要したのに対し、Firefox Quantumでは15秒にまで短縮したといいます。

インターフェイスも「Photon UI」に刷新し、「無駄を極力排した」というデザインを採用。正方形のタブや新たなアニメーションのほか、ブックマークやPocket、履歴、ダウンロード、スクリーンショットなど、保存したアイテムに迅速にアクセスできる仕組みも整えたといいます。その他、ブラウザーのクラッシュ率を10%減少させ、アドネットワークを弾くプライバシー保護機能も強化したといいます。

なお、Firefox Quantum(Firefox 57)以降、Quantumに非対応のアドオンは利用できなくなります。これについて、グリフィス氏は「現時点で対応アドオンは5000以上揃っている」は語ります。

●2020年までにシェア20%目指す

ブラウザシェアではChromeに押され気味のFirefoxですが、Quantumのリリースにより「2020年までに20%まで回復させたい」(グリフィス氏)とのこと。

なお、Quantumはあくまでプロジェクト名であり「Firefox 61か62までは『Firefox Quantum』と呼ぶことができる」とし、Firefox 57以降もQuantumプロジェクトの路線を保ちつつ新機能を追加していくと語りました。

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