シャープの電子ノート「WG−S50」13日に発売、部分コピペや図形描画など痒いところに手が届く進化

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シャープの電子ノート製品は、2013年発売の「WG-N10」を出発点とするシリーズ。主に「付属のペンで液晶画面に手書きして保存できること」に特化したコンセプトは、すでにiPadも世代を重ねてタブレットが普及していた当時としても懐かしい感慨がありました。

が、「紙のシステムノートを電子化」という分かりやすさは一定の支持を集めたようで、WG-S20やWG-S30といった新型が数年ごとに登場。まるでパソコン全盛期の片隅で生き残っていたワープロ専用機のような根強さを見せています。

前世代のWG-S30と比べて最大5000ページの手書きノート(最大100冊、9種類のフォーム)保存は約1.7倍にアップ。スケジュールは4年分、5種類9パターンから選べます。スケジュールやメモなどに使えるスタンプの種類も40種類から120種類に増加しています。

WG-S50600×800ドットの白黒画面は第一世代から変わっていませんが、内部の仕様は少なからずバージョンアップ。なによりCPUの動作速度がWG-S30の48MHzから96MHzに向上。さらに直線や円、四角形などの図形描画機能や指定範囲の移動およびコピーも追加。つまり部分コピペもできるようになり、フリーハンドで書く労力がかなり省けそうです。

WG-S50

パソコンとの連携(microUSBケーブル)でも「表示中の頁をワンタッチで書き出せる」などの新機能を追加したとのこと。従来機では「ノートをまるごと画像書き出し、その中から保存したいページを選ぶ」作業が必要だっただけに、より簡潔になった印象があります。

ノートとして使わないときは机の上などに立てて、卓上時計やカレンダー代わりにも使える「デスクトップモード」を新たに搭載。仕事のお供としての幅を広げています。

リチウムイオン電池を登載し、使用時間はノートの記入40分、ノートの表示80分で1日2時間使用の場合に約30日。着脱式の専用カバー、スタイラスペン、microUSBケーブルが付属し、オープンとのこと。

筆者が第1世代のWG-N10を使ったときは(モニター募集に応募)画面の暗さと「何から何まで手書き」(コピペも図形描画もなし)に心折れてしまいましたが、ユーザーの声を反映して着実に進化しているようです。

サイズがサイズだけに「講義ノートを取る」など広い紙面がほしい使い道には向いていないものの、細かな思いつきをさっとメモる、スケジュールをこまめに管理するには最適の選択かもしれません。手書き好きの方は、「システムノートのデジタル化」も検討してはいかがでしょう。

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